国民のことを?

2005年8月17日
郵政法案が参議院で否決となり、衆議院が解散されてから1週間ばかりが過ぎた。

ボクは基本的に郵政の民営化は賛成なのだけれど、それでも今回の小泉首相のやり方は、そんなのでいいの?と感じてしまう。

参議院で否決されたら衆議院を解散って・・・選挙になったら自民党が政権を取れるか判らないよ〜って脅してるワケでしょ?
それで「選挙になったらこりゃ大変」って、反対の人が賛成票を投じる・・・国民のことより自分の政治生命を考えてるしか思えない。

野党も情けない。本当は郵政に賛成の人が、自民党の意見に与したくないと言う党の理由で全員反対って・・・こちらも国民のことなんかちっとも考えていない。

だ〜いた〜いやねぇ、国民の民意を問うということで伝家の宝刀をずばっと抜いちゃったわけだけど、そもそも郵政法案が国民にとって一番大事なことなのだろうか?

国民の民意を問うなら、何を一番に取り上げるべきか?じゃないの?年金問題、道路公団、景気回復、外交問題etc。郵政より大事な問題が山積みな今、郵政法案ってそんなに火急な問題?

今日、亀井派が綿貫議員を党首に「国民新党」を旗揚げした。
これだって無所属で選挙に出たら助成金が出ないだとか、政見放送が出来ないとか、自分たちが当選するのが先で、とても国民の事を考えた同士が集まったとは思えない。

先生方は言うだろう。
「我々が選挙で通らないと、国民の意思が国会の届かないのだ」と。
そんな見え透いたウソを国民は既に見抜いていることが何故わからないのだろうか?

刺客を送るため、もしくは政権奪取のためにタレントを使うようなみっともないことが段々と表面化している・・・出す方も出る方もいい加減にしてくれ!!

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