ドテチン

2005年7月4日
以前にも書いたかもしれないが、通勤時に会うオヤジがいる。
ボクは彼を風貌から“ドテチン”と名づけた。

ドテチンは、もともと、駅のホームでは僕の並んでいる場所とは違うところに並んでいた。

それが、いつしかだんだんと僕が並ぶ場所に移ってくるようになったのだ。それでも、まだ僕の方が駅に到着するのが早いらしく、僕の後ろに並んでいたのだ。
それが・・・とうとう僕より早く来るようになって、いつも並んでいる場所を奪われてしまったのだ。
別に問題がないといえばないのだが、なんだか縄張りが奪われたみたいでとても気分が悪い。
他にあいている場所があるのに、なんでボクの固定場所をわざわざ早く来て並ばないといけないのだ?

今回だけでなく、今までもドテチンの行為は、ボクを少しイライラさせた。
途中で電車を乗り換えるのだが、ドテチンは乗換駅のひとつ手前の駅に到着する前に座席からドア付近に移動する。

これは、乗り換え電車の座席を取得するために、すこしでも乗換駅で良いポジションをゲットしたいがためである。

では、何故ひとつ手前の駅の、しかも到着する前に移動するのか?
これは乗換駅のひとつ前の駅から“アート”と名づけたオヤジが乗ってくるからだ。

芸術家風髪型の“アート”は、一駅だから立っていこうというぐらいのつもりなのだけど、ドテチンは、乗換駅のポジション争いにやっきになって、“アート”の前にドア側に立たないと気がすまないのだ。みっともない。

乗換電車のホーム側へ移動するドテチンは本当に見苦しい・・・
でっかい図体と顔に汗を浮かべて走るのだ。ホーム向かい側なので距離はないのに必死である。

気にしなければよいのだが、僕はドテチンを見るとイライラする。
朝の清清しい気分を冒されている気がする。

いつか激突する日がくるのかもしれない。

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