あやかしな景色

2002年8月26日
今日、少し妖しい景色を目にしたので記しておきたい。

会社帰りの電車−
ミステリーでホラーな小説にのめり込んでいた僕は降りる駅に到着したのに気が付かずにいた。
ふと目をあげると、もう発車間際で慌てて電車を飛び降りた。

あ・れ?

なんかいつもと違う・・・。暗い・・・やけに暗いのである。ホームに設置してある待合室なんて真っ暗けだ。
そんなホームには、懐中電灯をもった作業員が数人なにやらうごめいているのだが、薄暗くてその表情は判らない。
ひとりの作業員がふと東の空を見上げた。つられて見上げた僕が目にしたのは妖しく紅い半月だった。

一気にミステリアスな世界にトリップインした僕は思った。あやかしだ・・・。

真相は、駅の電源のトラブルで電灯が全くつかない状況であったのと(アナウンスで言っていた)、月の方は大気がおりなす自然現象である。(たまに見かけますよね)

しかし数秒間、間違いなく僕はあやかしの景色にいたのである。いい経験したなぁ。

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